セル&リースバックによる任意不動産売却のケース

セル&リースバックによる任意不動産売却のケースをご紹介します。

「セル&リースバック」という言葉をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「セル&リースバック」は「Sell & Leaseback」日本語に訳すと「賃貸借契約付き売却」とすることができます。
セル&リースバックについて

では、改めて事例を見ていきたいと思います。

一番抵当権者 A銀行 600万円
二番抵当権者 B商工ローン 200万円
その他の無担保債権 2000万円

10年ほど事業を営んでこられた方の任意売却 事例です。

ご依頼者様にはご家族がおられ、お子様の学校も転校させたくなかったため、どうしても現在のご自宅に住み続けたいという強いご希望がありました

しかし、親子間や親族間での売買を引き受けてくれる方は見つかりませんでしたので、このご希望を実現するには投資家など一般の第三者に不動産を買ってもらい、家賃を払って住み続けるというセル&リースバックという手段しかありません。

他の不動産任意売却業者数社にも相談をしておられましたが、どこもセル&リースバックには消極的な態度だったとのことで任意売却の窓口にご相談にみえられました。

このケースでは、事業のために借り入れた無担保の債権があまりにも多かったので、苦渋の選択でしたが、法律専門家パートナーに相談のうえ、ご依頼者様は破産を選択されました。

破産を前提とした任意売却でしたので、不動産売却の価格は特に適正さに注意を払う必要があり、不動産鑑定士による簡易鑑定を行うこととし、鑑定結果をもとに金融機関との売却価格や解除料の話し合いの後、無事売却の承諾を得ることができました。

セル&リースバックは、任意不動産売却の中でも難易度の高い解決策ですが、弊社とお取引のある投資家が買い取りに応じて下さいました。

売買の後、ご依頼者様と投資家の間で賃貸借契約を締結していただき、セル&リースバックによる任意不動産売却が成立しました。

 

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